既成のデザインを使って名刺印刷するメリットとデメリット

名刺を作成する方法として既成のデザインに必要な情報を載せて作るのにはメリットもデメリットもあります。自分が名刺を持つ意味をよく考えて、この方法が適しているのかどうかを吟味してから作成するようにしましょう。

手間がかからずに見栄えが良い名刺印刷ができる

既成のデザインを利用して名刺印刷すると手間が大幅に削減できるのはメリットです。多数あるデザインの中から好みのものを選ぶだけでデザインは終わりにすることができます。必要に応じて多少の手を加えることも可能ですが、手間をかけたくないと考えたら、既成のデザインをそのまま使用しても問題はありません。必要な情報を載せるだけで見栄えの良い名刺ができあがるでしょう。時間も労力も惜しむときには優れている方法ですが、気をつけておきたいのは既成品の多さです。どうせなら一番良いものを選んで作りたいと考えると多数ある候補の中から一つを選び出さなければなりません。何千とあるようなデザインを一通り眺めるのだけでも労力になるリスクがあるのです。

知っている人が見ると手抜きに見えてしまう

名刺を既成のデザインから作ったときに問題になりやすいのが手抜きという印象を与えてしまう可能性があることです。使用したデザインが手に入ることを知っている人が名刺を受け取ると、既成のデザインを利用したのだとわかってしまうでしょう。それがやる気のない人だという解釈につながってしまうリスクは否定できません。しかし、整っていて美しいデザインを選んでいればセンスが良いと解釈してくれる可能性もあります。仕事を効率よく行おうという考え方を持っている人だと判断されることもあるでしょう。解釈次第で一長一短になりますが、手抜きとして見られてしまう可能性があることは念頭に置いて利用する必要があり、場合によっては名刺交換のときにそれを挽回しなければなりません。

自由度が少なくて主張に欠けやすい

デザインに関して自由度が低下してしまうのは既成のデザインを使う限りは避けられません。名刺で何か主張したいことがあるというときには既成品を利用するのは難しいことがよくあります。たまたま自分の主張と合致するデザインのものが見つかれば有効活用できますが、自分の例は特殊だというときには既成品ではなかなか見つからないでしょう。全て自分でデザインするのに比べると自由度がないのは仕方のない点であり、名刺を使ってしっかりとした主張ができないと感じたら諦めて自分で作るのが無難です。ただし、レイアウトなどを参考にすることはできるので、出発点として既成のデザインを使用して抜本的に作り変えようと考えるのも賢い方法でしょう。